まさおまっさお

思ったことを書き残す所だよ

     

変化することが当たり前になれば、変化し続けられる。

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Photo via Visualhunt.com

 

 

世の中には、1つのことに固執してしまう人と、常に新しいことを考え、新しい環境に適応して生きていける人がいる。

 

後者になるためには、何をすれば良いのだろうか。 

 

 

ずっと柔らかく居られる人と、そうでない人

スマホを使いこなすおじいちゃんの話をたまに聞く。最近は、ただ使うだけではなく、アプリ開発を趣味にしているお年寄りもいるらしい。

 

私の嫁のお爺さんがそうだった。年をとってもずっと楽器を趣味にし、常に楽器の上達に励み、時にはパソコンを使いこなして楽曲のコードを打ち込んでいたそうだ。

そんな人を見ると、とても尊敬する。

 

しかし周りを見れば、他の多くの老人達はスマホを使うどころか、らくらくフォンですらまともに使えない場合も多い。一昔前なら、固定電話がダイヤル式からボタン式に変わっただけで、使い方が分からず戸惑っていた人も多かった。

 

この違いは一体、どこからくるのだろうか。

 

慣れていることは、続けられる

歳を取れば取るほど、多くの人は生活や自分の考えを変えることに躊躇する。その原因は変えるのが怖い、嫌だ、という精神的な面から、変え方を知らない、知っても日常に取り入れられない、という実践的な所まで様々だ。

 

単純に老化という意味では、20歳をすぎれば誰だって老化が始まる。

会社に入ってから生活を変えるのは難しいとよく言われるが、それは仕事が忙しいという意味だけでなく、老化が始まった後だからというのも大きいのかもしれない。

 

身体にしろ、考え方にしろ、老化は全てを固くしていく。

 

しかしその中で、日常生活で慣れていることを継続するのは簡単だ。

でかける前に歯を磨き、顔を洗い、髪を整える。

鏡の前ではいつもと同じような服を選ぶ。

料理は作り慣れているレシピを順番に回す。

 

一度慣れてしまえば、それを続けることは簡単にできる。だから、ずっとやっていきたいことがあるなら、できるだけ早いうちに慣れてしまうことは有効な手段だ。

 

変化に慣れること

じゃあ、自分が変化し続けたいと思ったなら「変化すること」を当たり前に行い、それに慣れてしまえば良いんじゃないだろうか。

 

変化することとは、すなわち柔軟であること。

 

柔軟な考えというのは、ある日突然できるようになるものではない。常に柔軟に考えている人ほど、必要な時に柔軟な発想を出しやすくなる。

 

アイデアを出すための本を読んでいると、「全てのことを疑え」とか「常識の逆を考えろ」といった内容がよく書かれている。これは凝り固まった視点を捨て、自分の考えを柔軟に変える準備をしておけという意味だ。

 

自分を柔軟にする。 

そのために変える所、変えるやり方はどんなことでもいい。

 

沢山の趣味を持ち、色々な新しいことに興味を持てると良い。人生経験が豊富になるし、今後は技術が進化して新しいスポーツや機械が沢山出てくるだろうから、それに興味を持って「とりあえずやってみる」という姿勢で臨めれば、その体験からいろんなことを学べる。そうやって自分の中のコリをほぐして、柔軟な人間になっていく。

 

そうでなく、1つのことにハマり続けてそれを一生続けるのでも良い。その場合、やり方は固定にせず、常に自分なりのやり方を模索し続けるようにする。そうすれば、世の中の全てのものが「自分が使えるもの」に見えてきて、新しいものを怖がらず、自分の中に取り入れ続けることができる。そうなれば、凄く楽しい人生になりそうだ。

 

私はもうとっくに老化の流れに乗ってしまった。

 

だから毎日ストレッチをして、せめて身体だけは固まらないように抗っている。この行動もまた「身体を柔らかくするのに慣れている」ということであり、私は今後身体の硬さで悩むことはないだろう。

 

同じように、自分の考えや行動について変えたい部分を決め、今から常に変え続ける意識を持って、変化させることに慣れていく。そうすれば、周囲が変化した時にも柔軟に対応して人生をもっと楽しむことができるはずだ。

 

最後に

変化することに慣れてしまえば、いつでも変われる自分ができる。

 

そういう者に、私はなりたい。