まさおまっさお

思ったことを書き残す所だよ

     

文章を書きたくなる日

と言っても大して長い文章を書きたい訳ではなく、なんとなくブコメが捗る日とか2ヶ月ぶりくらいに記事投稿しちゃおうかなーって感じの時とかそういう程度。

しかしこれは自分にとって結構重要な時間に感じる。

この時間が来なければ恐らくまた数ヶ月は何も文章を発信しない日々が続く。

問題は無いのかもしれないけど、最近自分は何でも良いから記事を書きたいと思っていたので丁度良い。

今日はそんな日。

書きなぐりでも記事を書く

自分はいつもこんな感じのことを言っている。

でもいつも決まって書きなぐらずに何も書かずに終わってしまう。

そんな日々が続くと復帰するタイミングを見失って長いこと何もしない事になる。

でも・・・

今思ったことを書く

上記の文章を書いていて「でも」という言葉が1文飛びで続けて出てきた事に気づいた。

こういう事はブログを書くようになってから嫌というほど出会ってきた。

そんな時いつもは「ああ同じ表現が続いてしまったから直そう」と思ってマウスに手をかけ、カーソルを少し上に戻して文章を直す。

"でも"今日はそうしない。

それは何故か。

単純に時間の無駄だからである。

今日書いている一言一句は今自分の頭の中で唐突に思い浮かんだ言葉達であり、それを記録することに意味があるのだと思っている。

誤字脱字は直しても良い。後から自分で読み返した時に内容が分からないのはあまりよろしくない。

しかし多少の繰り返しであれ、日本語としての作りには影響がない。

つまり今まで自分は必死に「90点を100点にするためのステップ」を踏んでいたのである。

何という無駄。

人生に100点など無い。

それなのに自分の、しかも誰の採点を受ける訳でもない個人的な、制約の一切ないブログでそれをやっている。

アホや。

まぁそんなアホな行動にも意味は多分有り、他人が自分の文章を目にした時の違和感を少しだけ拭えるようなそんな価値があるのだと思う。

とはいえ、それはそこまで重要なことではない。

「意味があること」とそれが「重要であること」には大きな差がある。

意味とは与えれば絶対に存在すること。つまり「意味が無いこと」とは厳密には存在せず、意味がないことには「意味がない」という意味があるのだ。

言い換えれば「意味が無い」が存在するからこそ「意味が有る」という判定ができる。

人間は相対的な判定が得意であり、絶対的な判定など(ほぼ)できない生き物だ。

だからこそ自分の好きなアジャイル開発(※1 wikipedia)においては相対的見積もりが行われ、全ての作業はある作業を「1ポイント」と見立てた時の相対的大きさで大体を判断する。

巡回セールスマン問題

ここで章を区切る意味は特に無い。

無いが、この言葉は最近自分が聞いて最も心に残っている言葉である。

事あるごとに思い出し、そしてこれは真理なのだろうなといつも納得してしまう。

巡回セールスマン問題とは

都市の集合と各2都市間の移動コスト(たとえば距離)が与えられたとき、全ての都市をちょうど一度ずつ巡り出発地に戻る巡回路の総移動コストが最小のものを求める(セールスマンが所定の複数の都市を1回だけ巡回する場合の最短経路を求める)組合せ最適化問題である。
wikipediaより


という話で、これだけ聞くとただの難しい数学の問題であるように認識する。

ただ、私の印象に残っているのは「この問題を解く時『何も無しに1から答えを考え出す』のは非常に困難であるが、『ある1つの経路』を仮説的に決めてそれより短い経路を探すのは比較的容易である」という話だ。

つまり人間は大抵のことを比較で考えている。そうではないだろうか。

少なくとも自分が何かの問題を解く時は「とりあえず普通に考えるとこうだろう」という案をとりあえず出した後、それより良い方法はないか模索しているように思う。

それは無意識の中でやっていることであり、実は人間の真理なのではないだろうか。

全ての物事に絶対は無く、有るのは相対のみである。

そうだったら面白い、気がする。

さいごに

いやいやシステム開発者だったら「絶対パス」と「相対パス」くらい知ってるやろ。だから絶対は絶対存在するんだよ。

いやいや絶対パスって結局は「ある1つのルートパス」を起点にしたパスの事であって結局は相対パスの一部なんだよ。

そう。

つまりこの文章には意味が無いということ。

そしてこの文章はほぼ手戻りなく上から下までを2~30分程度で書き終えることができたのだということ。

つまり今の自分には「意味の無い2000文字程度の文章を2~30分程度で書き終えるだけの能力」が備わっているということ。

人間ってすっげーな。

ブログって楽しいよ。

驚きの数学 巡回セールスマン問題

驚きの数学 巡回セールスマン問題