まさおまっさお

思ったことを書き残す所だよ

     

事実と感情を分けて考えるのは、大事なのにとても難しい

「自分の感情がこうだから、こっちが正しい」というのは、自分の中での意見としては問題無いが、他人を説得するために使える方法ではない。

情に訴えかける方法を取るならそれでも良いのかもしれないが、相手が落ち着いていればいるほど、感情的な意見はいなされてしまいやすい。

だから、他人に意見を聞き入れて貰える確率を上げたいのであれば、「事実がこうだから、こっちが正しい」という筋道を立てて話す必要がある。 世の中の統計や客観的な分析に基づいて、論理的に話す必要がある。

今自分が述べようとしている話が、感情に基づくものなのか、それとも論理に基づくものなのかを、会話の中で判断するのは難しい。少なくとも自分は苦手で、特にヒートアップしてしまった場合には自分の感情に則った意見が一番正しいように感じてしまう。ただ、やっぱりそれでは相手はうごかないし、もっと悪ければ感情的な意見をぶつけられた相手もまた感情的になり、ただの栓のない口喧嘩にもなり得る。

だからこそ、自分が感情的になってしまいそうなことが予想される話題について話す場合には、事前にしっかりと話したいこと、相手に伝えたいことを整理し、相手の反応などをある程度シミュレーションした上で、余計な方向の話はせずに事実を淡々と述べるような、そういったやり方が適切である。

というのは分かっているんだけど、実際に出来るかどうかは全然別の話だ。 事実と感情を分けて考えるのは、そう簡単にできるものではない。