まさおまっさお

思ったことを書き残す所だよ

     

自信を持つのは難しい

特にビジネスのシーンの中で、相手に何かしらの説明をし、納得して貰わなければならないことは結構多い。

自分はITエンジニアであり、そこそこの年次でもあるが故に、他の人のソースコードを見てコメントをしなければならないことが多くある。

そうした時に「ここは~~にしましょう」とか「ここはこの方法にするべきですね」と言い切る場合と、「ここはこの方が良いと思います」や「こうした方がより良いと思いますが、どうでしょうか?」と少し曖昧な言い回しをする場合の両方がある。できる限り前者にした方が、指摘を受ける側としても修正はしやすいのだけど、実際のシーンにおいて、自分自身が確実にこちらであると言いきれる状況というのはそこまで多くはない。

自分の中で、どの程度の確信があればどちらを使う、という明確な基準がある訳ではない。あくまでその時そのケースにおいて、正しいであろう選択肢が頭の中に複数浮かんでいる場合や、1つしか方法が浮かばないもののそれを採用した場合の問題点も見えてしまっているような場合は、どうしても曖昧な言い方を選択することになる。

可能であれば避けたいような気はするが、一方で迷うということは選択肢が1つではないことに気づけているという意味でもあり、無条件に悪いことだというものでもない。 むしろ曖昧にしたことで会話の機会が生まれ、最終的により良い方法にたどり着けるケースも少なくないと感じる。自信を持てるほどのスキルを身につけるとは大事ではあるが、それと同じくらい、自信が無いことを自覚して行動することも大事なのだな、ということを考えていた。