まさおまっさお

思ったことを書き残す所だよ

     

言葉に感情を乗せる

常に、という話ではない。

最近声優の早見沙織さんの歌を聞くことが生きがいになっており、せっかくそれだけ入れ込んで聴いているのであれば、感想の一つでもどこかに呟いておきたいなと考えている。 その先がどこであるべきかは諸説あると思うが、今はラジオのおたよりと、twitterで呟く程度のことをしている。

実際に書いてみて感じることは、自分の感情を言葉に乗せるのは、まぁ思っていた通りとても難しい。 なにかに大きく心が動いたとして、それを「とても」としても「すっごく」としても、「めちゃくちゃ」と書いてもどれも間違いではない。

ただ、自分自身が脳内で感情を込めてその文章を読んだときに、伝わるニュアンスが結構違ってくる。 「とても」だと改まって、落ち着いて考えた表現に見えるし、「すっごく」だと素直で真っ直ぐな表現に聞こえ、「めちゃくちゃ」だとまだ感情が揺れている最中のような感覚にとれる。

そのあたりの表現に加えて、自分の感情がどのように動かされたのかを、どんな単語を使って表すかによっても伝わり方が大きく異なる。 嬉しい、楽しい、幸せな、繰り返し聴きたい、包み込まれるような、張り裂けそうな、共に歩んでいるような、おしゃれで、可愛く、いじらしい、よく耳にするような言葉だけでも色んなものがあり、これらを自分自身の中にある感情と照らし合わせてはじめて、ようやくそれっぽい文章になる。

「それっぽい」とした理由は、自分としては思いの丈を完全に言葉にすることは、少なくとも今はできていない自信があるからである。 一度送った文章も後から読んでみると「この表現の方が良かったかな」とか「これでちゃんと伝わっただろうか」と心配になるし、そもそも投稿した時点と読み直した時点では曲に対するイメージが変わっていたりもするので、完璧な文章を送ろうとすると恐らく一生送れないことになるだろう。

とはいえ、曲を聴いたりライブを見たりした直後、自分の中に伝えてみたい感情が浮かんだ時にはできるだけ積極的に文章をたしなめ、それが本人に伝わる(可能性が高い)所に投稿することをできるだけ心がけている。 これはよく言う「受け手の反応が見えずにモチベが低下して活動を辞めてしまう」という、特にクリエイター系の活動にありがちな悲しい状況に陥って欲しくない思いが半分と、早見さん自身の色々な所での発言から察するに、様々な人からの感想を心待ちにしているように感じており、それなら自分も気持ちを伝えてみたいという興味のような、ある意味感謝のような思いが半分くらいあると思われる。

まだラジオへのお便りの回数は少ないものの、運良く実際に読んでもらえた経験もあり、自分のような何でもない人間の言葉でも、ちゃんと届くことがあるものなんだなと感動したりもした。 そういった経験も踏まえて、今の自分の目線からの、自分に思いつく範囲の言葉で描く感想というものは、少なくとも他の人が代理で出力できるものではなくて、自分で書き出す以外の方法で世に出し、相手に伝えることはできないのだなぁとなんとなく感覚的に理解したので、これからも引き続き送り続けてみようと思う。

タイトルに戻ると、最近そういった活動を継続していて、結果として自分なりに感情のこもった文章を書くことがるようになってきたような気がしている。 元々語彙が多い方ではないし、見聞きしたとしても自分の感情と一致するかが判断できないような難しい言葉はまだ扱えず、平易な言葉の組み合わせにはなるけど、それでも最終的に自分で読んで、今の熱量が少しでも伝わるような表現になったなら、それを投稿できることは1人のファンとして結構幸せなことだなと感じている。

ので、これからも続けていこうと思います。(結論は特に無かったのでこれで締めということにした)

【追記】 早見沙織さんの楽曲はyoutubeでリリース済の曲がほぼ全部フルで聞けるので、ぜひ聴いてみてください。

www.youtube.com