まさおまっさお

思ったことを書き残す所だよ

     

土曜日は日曜日に比べて、存在が薄い

そろそろ日曜日が終わりに向かっている。 まぁ日曜日は始まったばかりの時からずっと終わりに向かっているんだけど、それはこの投稿のテーマではない。

社会人になってから十数年、長いこと週休2日、ほぼ土日が休みの生活をしているため、日曜日の夕方になると「ああ、明日は仕事をする日なんだな」という感情が無意識に湧いてくる。

今回はそれが良いとか悪いとかいう話をしたいのではなくて、つまり日曜日の夕方にはそこそこ強い感情が頭の中に浮かぶことが多く、人間の(自分の)脳は感情と記憶が結構近い位置に存在している気がしており、つまり強い感情はより記憶に残りやすいと考えている。

そうした時に、自分の今までの生活を振り返ってみると、土曜日に強い感情が沸き起こった経験があまり無いような気がする。 金曜日に仕事を終え「これから2日休める!」という期待のもと休日を迎える。そして多くの場合に土曜日は趣味の時間を過ごしたり、買い物に行ったりする。それはかなり幸せな時間のはずなんだけど、人間(自分)はどうしても「当たり前の幸せ」に比べて「当たり前に嫌なこと」の方が記憶に残りやすくて、結果として土曜日は自分のリチャージ期間にはなっているはずなのに、記憶に残っている出来事はおそらくそれほど多くない。

対して日曜日は、翌日が営業日であることを理由に始まる前から負のオーラが出ていて、それに引きずられてマイナスの感情を持ってしまう可能性が、少なくとも土曜日よりは高いせいで日曜日の方が記憶に残りやすくなっている。そんな感覚がある。

念のため断っておくと、自分は今の仕事にはそこそこ満足している。日々のタスクはそこそこ楽しいし、そこそこの給与が貰えていると感じる。ただ、そもそも「毎日仕事をしなければ先が成り立たない不安」が嫌いであり、少なくとも今の時点ではその環境から抜け出せていないがために、「仕事」というものに対してどちらかといえばネガティブな感情を持っている状態である。

だから「仕事が死ぬほど嫌いで今すぐ辞めたい」と思っている人に比べればネガティブな感情の大きさはだいぶ小さいものだと思われるが、それでも無意識に湧き上がってくる、そしてその周囲の考えにも影響を及ぼす小さな負の感情は、自分の中で意外と大きな割合を占めてしまっている気がするなぁ。

というのが、今日気づいたことであり、この記事で述べたかったことである。 文章を書き始めてから終わりまで、なんとなく言いたいことに沿って進めて着地させる力が少しだけ付いてきたかもしれない。推敲は楽しいけど時間がかかるし、無駄に悩んでしまうので、この感覚を今後も持ちながら引き続き投稿を続けてみる。

【追記】 最初から読み返してみると「感情の強さと記憶の関係性」の話が「ネガティブな感情と記憶の関係性」に置き換わってしまっていることに気がついた。 そのあたりが一発書きする時に気をつけなければいけないポイントだなぁというのが理解できたので、投稿としてはこのまま残してみることにした。直した所でどうという内容でもないしな。